NO MORE HIROSHIMA & NAGASAKI MUSEUM

原発事故―福島 2011年3月11日に発生した東日本大震災 により、福島第1原子力発電所の事故は、 スリーマイル島、チェルノブイリ事故を超える 大事故となりました。4基の原発のうち、 3基が水素爆発を起こし、大量の放射性物質 を大気中に放出し、放射能被害を広範囲に もたらしました。 10年過ぎた現在も、35,000人が避難生活を 余儀なくされています。 溶け落ちた核燃料を冷却することにより、 今も1日140トンの汚染水が発生して います。この汚染水は複雑な濾過工程を 経て処理されていますが、放射性物質の トリチウムが水の中に残っています。 敷地内には、この「処理水」を貯める大型 タンクが増え続けています。 水素爆発の後、建屋が粉々になった3号機。2011年11月12日。毎日新聞提供 避難指示区域で行方不明者を捜索する防護服の警察官。2011年4月7日。毎日新聞提供 客を乗せ、帰還困難区域の富岡町の桜並木を徐行して通るバス。2019年4月6日。毎日新聞提供

RkJQdWJsaXNoZXIy NDU4ODgz