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核兵器の人道的側面に関する 共同声明から国際会議へ 2012年5月NPT準備委員会で、スイスなど16か国が 共同声明を提案した。『いかなる状況下においても、 核兵器が2度と使用されないことが最も重要であり、 そのための唯一の保証は、核兵器の廃絶である』。 以後、その賛成国は回を重ねるごとに増えた。 その間、核兵器の人道上の影響に関する国際会議が 精力的に開催された。2013年3月ノルウェー(オスロ) 参加127か国、2014年2月メキシコ(ナヤリット) 146か国、2014年12月オーストリア(ウィーン) 158か国。どの共同声明、国際会議のまとめも市民 社会の役割が決定的だとした。 バチカン国際会議、2017年11月、バチカンで初めて の軍縮会議が開催され、被爆者も招待された。 フランシスコ教皇は核兵器に関し、「核兵器は使用と 威嚇だけでなく、その所有だけでも強く非難されるべ きである」と述べた。 オスロ会議。ピースボート提供 2014年2月13日、ナヤリットの会議で行なわれた「ヒバクシャセッション」で発言する被爆者代表団。日本被団協提供 バチカンの会議で発言を終えた被爆者の和田征子さん、2017年11月。しんぶん赤旗提供

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