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原爆小頭症 1946年に生まれた畠中百合子さんは、お母さんの おなかの中で被爆し、生まれながらに障害がある 「原爆小頭症」です。母親の胎内で妊娠初期に被爆し、 大量の原爆放射線を浴びたことで、知能や身体に 障害をもって生まれました。 理容院をしていた両親に暖かく育まれ、成人して からは父親と一緒に原爆被害の実相を訴えました。 「この子の行く先を思うと…」と母親は声を詰まらせ、 親の負担能力をはるかに超えた厳しい現実が 立ちはだかります。 写真 上:両親の経営する理容室の前で(1974) 撮影:福島菊次郎 共同通信提供 下:新聞を見つめる百合子さん(1974) 撮影:福島菊次郎 共同通信提供

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