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大学生の取り組み 武蔵大学の学生たちは、日本被団協の資料 をもとに、42分間の映像作品「声が世界を 動かした」を制作しました。学生の一人は この取り組みを通じて、「正々堂々と厚生省 前に座り込み、正義のためにたたかう大人の 姿に敬服した。不正なことを正さなくては という強い意志、継続的に行うことの凄みを 感じた」と話しました。 昭和女子大学では、戦後史を後世に伝える プロジェクトに取り組み、現在整理された だけでも6000点を超える日本被団協の 運動資料の中から、テーマに沿った資料を 読み込み、被爆者に会って話を聞き、研究を 進めています。学生の一人は、「被爆者の 原爆に対する怒りは、はじめは個人的だった と思うが、それをまとめあげていったのが 日本被団協の運動だったのではないだろう か」と考察しています。 広島被爆者の濱住治郎さん(中央)を囲む「被爆者の声を未来につなぐ会議」に参加した学生たち。 2018年12月15日武蔵大学にて。日本被団協提供 長崎被爆者の木戸季市さんの証言を聴く昭和女子大学の学生たち、2019年3月。日本被団協提供 日本被団協の元事務局員の栗原淑江さんから被爆者運動について聞く武蔵大学の学生。 2018年10月。日本被団協提供

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